Published Date : 2019年3月17日17:47

CORESERVERでDjangoのBLOGを作る
〜後半(Part14)〜



前回の記事の簡単なおさらい。

Navbarabout.html へのリンクをつけて、 ブログについての説明ページへ飛ぶ。




さて今回は、忘れないうちに、 Djangoで作ったブログを、 当初の目的である、
CORESERVERへアップをして、 動作を確認していきましょう。

こちらの、準備編と次の記事の
CORESERVERでDjangoのBLOGを作る 〜 準備編 〜
CORESERVERでDjangoのBLOGを作る 〜 後半 ( Part 1 ) 〜
続きみたいになってしまいますが、 おさらいしておきましょう。



TeraTermからサーバーへ SSH接続ができるようにする。

➁ サーバーにPyenv をインストールして、 Djangoをセットアップ。

CORESERVERで用意されている、 net2ftpマネージャー を使用して、
ローカル環境にCORESERVER レンタルサーバー内で作った
Djangoプロジェクトを ダウンロードしてくる。




それでは大分前の話なので、 CORESERVERへアクセスして、
一気にアップする環境まで 整えるところからはじめましょう。





Value Domainで契約しているなら以下へ。

バリュードメイン

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CORESERVERで契約しているなら以下へ。

CORESERVER.JP

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自分はValueDmainからなので、 以下、ValueDomainからログインで進めます。



IDとパスワードを入力してログイン。
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コアサーバーをクリック。
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新コントロールパネルをクリック。
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サイト設定をクリック。
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ツール/セキュリティーをクリック。
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SSH接続IP許可をクリック。
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SSH接続のIPを許可するをクリック。
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5分ほど待ちます。 (コーヒーブレイク)
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5分ほど経過した後、 TeraTermを起動。

CORESERVERのコントロールパネル からFTP設定に行き、

ホスト、FTP/SFTPポート、 アカウント、パスワードを TeraTermに入力。
(パスワードは「表示」をクリックすれば、 見られるようになります。)
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ログインに成功したら、 一応、どんなファイルがあるかと Python ヴァージョンの確認。
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続いて、こんなこと言うのもなんですが、 CORESERVER付属の
net2ftpファイルマネージャー はとても使いづらいです。

なので、WinSCPという便利なソフト があるので、 インストールして使いましょう。
フリーソフトですので、お金はかかりません。 偉大なる作者に感謝して使いましょう。
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WinSCPをダウンロード。
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自分はすでにインストールしてあるので、 項目が多少違いますが、 大まかな流れは同じです。
あとは、デスクトップなり、 ドキュメントなり、 指定した場所に アプリケーションがありますので、
ダブルクリックして開いてください。



開いたら、先程のTeraTermと一緒で、 パスワードなどを入力していってください。
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public_html フォルダをクリック。
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取得した、自分のドメインネームの フォルダをクリック。
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作ったDjangoプロジェクトを ドラックアンドドロップで 簡単にアップロードできます。
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続いて、Djangoのプロジェクトを

実際にWEBサーバーとして稼働させるのに 必要なCGIファイルなるものと、 .htaccessファイル なるものを作成していきます。

TeraTermを起動させて、 自分のドメインネームの フォルダまで移動しましょう。
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そのフロアで、 以下のコマンドを実行してください。
wget --no-check-certificate https://raw.githubusercontent.com/chibiegg/django-cgi/master/django-python3.cgi

wgetとは、 FTPやHTTP、HTTPSからコンテンツを ダウンロードできるコマンドラインツールです。
簡単にいうと、普段自分たちが使っている クロームやサファリなどのブラウザを コマンドで操作してるようなものです。
現在操作しているサーバーはGUI環境 (こうやって画面がカラフルで、マウスを動かす環境) ではありません。

黒い画面をコマンドを打って操作しています。 (CLI:コマンドラインインターフェイスと言います。)
ブラウザはGUI環境でしか 操作できなように見えますが、
別にファイルのダウンロードや 閲覧はCLIでもできます。
それを可能にするツールの一つが wgetやcurlなんです。
ちなみに上のコマンドは、 Githubというところから、 DjangoのCGIファイルを ダウンロードしてくるというコマンドになります。
ここがそのサイトです。 偉大なる先人達に感謝しつつ使いましょう。



ファイルのダウンロードに成功したら、 Viコマンドでファイルの編集をしましょう。
vi django-python3.cgi

赤枠の部分を変更します。
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キーボードの「I」ボタンを一回だけ押します。 Insert mode になったら編集できます。

キーボードの「ESC」ボタンを一回押して、 キーボードの「:」を押して、 キーバードの「q」を押せば脱出できます。

「:wq」と押せば保存して脱出します。 操作不可能になってもあわてず。 まず「ESC」ボタンをおして、 何も入力できなかったら。

「I」を押して、 下にINSERTとでたのを確認して もう一度「ESC」を押して

「:q」を入力すれば脱出できます。 保存されてませんよ!と警告がでたら、 とりあえず「:wq」で脱出してから また開き直して、修正しましょう。

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何を入力するかわからないかたは、
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コマンドでPython pathを確認したら
#!/virtual/あなたのアカウント名/上のコマンドで出てきたパス

でOKです。

お次はImport os,sysの下を編集します。
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何を入力するかわからないかたは、
cd ~

で一旦ホームダイレクトリに戻り、 この記事を参考に
.bash_profileを開き。
vi .bash_profile

赤枠の部分を確認、コピーして
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上に貼り付けて、
下は、 アップしたプロジェクトまで移動して、
pwd
と打てばパスが表示されますので、 コピペしてください。
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フォルダに移動できます。
cd フォルダ名

上のフォルダに移動できます。
cd ..

お次は、 environ = dict(os.environ.items()) の行に
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下記を追加します。
environ['PATH_INFO'] = environ.get('PATH_INFO', "/")  

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最後に一番下までいき、 赤枠の部分を変更します。
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Djangoプロジェクト名の 「プロジェクト名.settings」 に変更します。
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ここまで編集できたら、

キーボードの「ESC」ボタンを一回押して、 キーボードの「:」を押して、 キーバードの「wとq」

「:wq」と押せば保存して脱出します。


このCGIファイルの名前を変更して

実行権限をあたえます。
mv django-python3.cgi django.cgi
chmod 705 django.cgi




さて、.htaccessの設定で最後です。 .htaccess

今いる階層がドメインネームフォルダ ならそこにあります。

なくても開くのと同様のコマンドで 作れますので、ひとまずviで開き。
vi .htaccess

以下の文字を書きましょう。
RewriteEngine On
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
RewriteRule ^(.*)$ /django.cgi/$1 [QSA,L]

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そして「:wq」で保存したら。
最後の仕上げです。

settinfs.py があるフロアまでいき、
cd プロジェクト名
cd プロジェクト名
vi settings.py

で開いたら、 「I」でインサートモードにして、

ALLOWED_HOSTS = の箇所に、自分のドメインネームを入れます。
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「ESC」を押して、 「:wq」で保存したら、完成...
まだあります。
そのまま、manage.py があるフロアまでいき、

cd ..
ls -al

「ls -al」で確認できたら、 以下のコマンドを打ってください。

python manage.py migrate
python manage.py collectstatic

migrateコマンドはおなじみですが、
collectstaticは初だと思います。

このコマンドはかんたんに説明すると、
すべての静的ファイル(HTML、画像など)
これをDjangoが管理しやすいよう にするためのコマンドです。
これをしないとエラーが表示されることがありますので、
次から新しい投稿のさい、静的ファイルを追加したら
このコマンドで更新することを忘れずに。




それでは今度はブラウザから、
他のサイトへ飛ぶように
http://あなたのドメイン名/posts

とうって動作を確認してください。
こんな感じなら成功じゃないでしょうか。
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お疲れ様でした。

Django データベースにPostgreSQLを使いたい。
Django NginxやGunicornを使いたい。
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【3日でできる】はじめての Django 入門 ( Python 3 でウェブアプリを作って AWS EC2 で公開!)

次回は、 やり残したこと 説明し忘れたこと
などをやっていきたいと思ってます。

でもとりあえず 、当初の目的は達成できました。

See You Next Page !